博物館実習を終えて
今回の博物館実習によって、様々なことを学びました。
1つ目は作品の展示です。作品を展示することは最初、ただ飾るだけだと思っていましたが、幅や高さなどを測定しながら、見やすい位置を作るところがあって、かなり細やかな作業であるとわかりました。絵のバランスを崩さないようにしっかりとした展示をすることが大事であると思いました。
2つ目は美術館の清潔の良さです。初日から行った蜘蛛の巣とりは、美術館が綺麗に保つようにする作業であると考えられます。他にもモップがけや作品や土産店のホコリ取りなど清潔さを忘れずに行う習慣であることがわかりました。
3つ目は、人との接し方です。はじめは、人と話すことに不安を抱いていましたが、学芸員とお客さんの温かさによって、コミュニケーションがうまく取れたと考えられます。学芸員の方は、いろんな仕事を優しく教えてくれたり、お客さんも励ましてくれたりするなど温かい空間であるとわかりました。
一週間という短い間で、さらにコロナ禍の影響で、実習する時間帯が短かったのですが、その短い時間の間に、たくさん学ばせていただいたことに感謝します。これらの学んだことが、将来役に立つと思う貴重な体験であるといえます。
たくさん教えていただき、本当にありがとうございました。
[実習生 O]