博物館実習を終えて
8月30日から9月10日まで博物館実習をさせていただきました。
3年前に一度訪れたことのある美術館でしたが、今度は運営する側になり、美術館へと毎日足を運ぶことになりました。
学芸員という肩書きではあるものの、ある時は喫茶店のスタッフになったり、ある時はグッズのポップを作ったり、お客様に作品のご案内をしたりと、とにかくその仕事は多種多様でした。
実習初日は不安があったものの、美術館のスタッフの方はもちろん、現在開催されている企画展「ねむの木の子どもたちとまり子美術館」のスタッフの方や常連のお客様との会話が楽しく、学芸員としてだけではない、社会を学ぶ機会となりました。
もちろん、学芸員の方には美術館に関わる様々な知識と技術を教わりました。気になったこと、授業では聞けなかったような質問も嫌な顔せず全て答えてくださり、今まで見えていなかった世界を少しだけ知ることが出来ました。
授業で勉強してきたこととは違った、リアルな博物館を体験する場所が、ここハーモ美術館で本当に良かったと思います。
10日間という学芸員としては短い期間でしたが、たくさんご指導いただきありがとうございました。
実習生F