博物館実習を終えて

Posted by ハーモ美術館. 2021年08月27日14:57 | Comment(0)
 今回の博物館実習によって、様々なことを学びました。

 1つ目は作品の展示です。作品を展示することは最初、ただ飾るだけだと思っていましたが、幅や高さなどを測定しながら、見やすい位置を作るところがあって、かなり細やかな作業であるとわかりました。絵のバランスを崩さないようにしっかりとした展示をすることが大事であると思いました。



 2つ目は美術館の清潔の良さです。初日から行った蜘蛛の巣とりは、美術館が綺麗に保つようにする作業であると考えられます。他にもモップがけや作品や土産店のホコリ取りなど清潔さを忘れずに行う習慣であることがわかりました。

 3つ目は、人との接し方です。はじめは、人と話すことに不安を抱いていましたが、学芸員とお客さんの温かさによって、コミュニケーションがうまく取れたと考えられます。学芸員の方は、いろんな仕事を優しく教えてくれたり、お客さんも励ましてくれたりするなど温かい空間であるとわかりました。

 一週間という短い間で、さらにコロナ禍の影響で、実習する時間帯が短かったのですが、その短い時間の間に、たくさん学ばせていただいたことに感謝します。これらの学んだことが、将来役に立つと思う貴重な体験であるといえます。
  たくさん教えていただき、本当にありがとうございました。
                                [実習生 O]



  


笠原志鵬、22歳の挑戦。

オリンピックも終わり、夏らしい夏が続く日が続いております。
3連休には、このコロナ禍の中にも関わらず多くのお客様にお越しいただきました。
本当にありがとうございます。

さて、当館では8月4日よりギャラリースペースにて、
書作展『笠原志鵬、22歳の挑戦。』が開催中です。
http://www.harmo-museum.jp






22歳書家、笠原志鵬(しほう)さんの初めての個展。
まだ現役の大学生なのです。




取材を受けている様子


取材を受けている様子



本人曰く「恥をかくという覚悟での今回の個展。たくさんの意見、批評を受け、自らの書の道に生かしたい」とのことです。

22歳の初々しさと荒々しさ、書の繊細さと彼のユーモアが入り混じった、
「書」というジャンルにとらわれない『書』の個展ぜひご覧ください。

8月18日(水)15時まで。同展覧会無料、無休です!
作家本人も滞在していますので、説明もしてくれますよ!